オイルレポート 2月8日号

【概況】<経済指標の改善、サウジの自主減産開始により原油上昇> ●29日、米エネルギー情報局(EIA)週報で、米原油在庫が市場予想の小幅増加に反して990万バレルの大幅な取り崩しを記録し、在庫急減を受けた需給引き締まり期待が投資家心理を支え、早朝は買いが優勢でしたが米株価が急落すると、株式と並んでリスク資産とされる原油も下押しされ、朝方の上げ幅を一掃しました。再拡大を警戒する中国が規制を強化しているため、エネルギー需要減退懸念も根強かったようです。