【概況】<原油相場もみ合いが続く>
●15日、中国メディアによると、年明け以降、河北省などで新型コロナの感染が再拡大しつつあり、北部を中心に都市封鎖を実施する地域が相次いでいます。他の主要国経済がコロナ禍で停滞する中、中国が世界のエネルギー需要をけん引してきただけに、需給均衡化への期待が後退。相場は朝方にかけて軟調に推移しました。一方、米国では、バイデン次期大統領が14日夕方1兆9,000億ドル規模の追加経済対策案を発表しましたが、足元では経済指標の悪化が目立っており、短期的な需要鈍化は避けられないとの見方から、相場は午前の段階で一時51.83ドルまで下落しました。