オイルレポート 1月18日号

【概況】<原油引き続き堅調に推移するも利益確定の売り> ●8日、サウジアラビアが5日、2~3月に自主的に日量100万バレルの追加減産に乗り出す姿勢を表明して以降、需給の不均衡をめぐる警戒感が後退しています。WTI原油で50ドルの心理的な節目を突破し、昨年2月下旬以来の10カ月ぶり高値水準を保っていることも追随買いにつながっているようです。米エネルギー情報局(EIA)が6日に発表した週間原油在庫統計で大幅な原油在庫の取り崩しが示されたことも、引き続き支援材料となっています。